浅草新春歌舞伎

近旅から帰ると（チェックアウトして１時間以内で家に着く）
荷物を置き、浅草新春歌舞伎第二部にGO!。
さすが正月、三が日。

怖い位の人出。駅構内も地上も人でピチピチ状態。
お参りはせずに公会堂直行。

浅草新春歌舞伎は若手がメイン。
演目は「傾城反魂香 土佐将監閑居の場」と「連獅子」

お目当ての莟玉さんは二演目ともご出演。堪能w
歌舞伎座では女形の姿ばかりなのですが、今回はどちらも若者役。前髪姿が可愛かった。
松也さんとの連獅子はお正月らしい華やかさでいっぱいでした。

そして、今回、歌昇さんがものすごく良かったです！熱演。
「傾城反魂香」でのどもりの歯がゆさを表す演技、死を覚悟し魂こめて自画像を手水鉢に描く際の演技。気迫がこもっていて凄かった。
のちにミラクルが起こり、ものすごく明るい演技になるこの対比も実にチャーミング。
弟さんの種之助さんが女房役なのですが、さすが兄弟、息ぴったりでした。

歌舞伎座での重鎮達が魅せる厚みのある演技も良いが、浅草新春歌舞伎での若手俳優が見せる清涼感を感じる演技も良いね。

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コロナの影響で３年ぶりの浅草歌舞伎らしいですが、
会場の浅草公会堂の座席やお手洗いがとても綺麗にリニューアルされていてびっくり。
雰囲気をちゃんと残しつつ、綺麗に快適になるよう手を入れるのは良いことですね。
ただ、劇場内の電波抑止装置は付けなかったらしい。
上演中に携帯の着信メロディーが何回か聞こえたのが残念（電源を切っておかないお客さんがいけないんだけど）