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GW後半4日目:2024年GW最終日! [聴]

昨日(5日)は午前中ボ〜〜〜〜ッとのんびり過ごし、午後は元の家の片付け(家じまい中)
遅々として進まず、全く片付かず、挫折。

清々しくよいお天気で、片付けには絶好の陽気なのですが、
何やらグダグダに疲れましたわい。(全く終わる気がしません)
みなさま。いずれ誰にも訪れる実家じまいは、少しずつ&早めに始めましょう。
特に引越しのなかった家はその年数分だけ物があります。

***
今年は引越しがあったからチケットを取らなかったけれど、ラフォルジュルネ(通称:「熱狂の日音楽祭」。GWに東京国際フォーラムを中心会場として行われる音楽イベント)最終日だなぁ。

ホールA(5000人収容)ならまだ取れるかしらん。
と、見てみれば、最終日とは言え夜9時からの公演は空席がありました。
即確保!(ポチッ)

少し陽が傾く夕方から行動開始。
チケット半券があると入場出来るホールEのサプライズコンサートやB5で行われる講演会に参加。
それでもまだ時間があり(そりゃそうだ)
最近、ビルの建て替えのため斜め前のビルからフォーラムの地下に引越してきたサイゴンでガーフォーとチマキを食べてからいざ。
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いよいよ今日のというかこのGW最後の自分イベント
今年引退予定の指揮者井上道義さん、
ソリストはヴァイオリン奏者山根一仁さん、
オケは新東京フィルによるプログラム315「ミチヨシ山根VS伊福部昭の伝説、再び!」という演奏会です。気合いを込めて聴きましたw

伊福部昭さん、名前知らなくても曲はみなさん知ってますよ。きっと。
ゴジラのテーマ曲の作曲家です。
「ダダダ ダダダ ダダダダ ダダダ」というあれ。
あのみんなが知っている部分は、長いコンツェルトの一部分なのです。
ちょっと渋いというか重さというか哀愁のある旋律ですよね。
こういう曲って、「民族音楽」とう名称でくくりがちですけれど、なんだかそれでくくりきれない不思議な空気感のある音楽でした。

この直前にB5(2)会場で聴いた講演会は伊福部昭さんの音楽ルーツについて知る公演だったので、背景にあるものを知り、さらに音楽が染み入りました。

驚くことに伊福部さんは音楽(楽器演奏&作曲)を独学で身につけています。
日本で最も古い家系であろう因幡の伊福部家の出(ご本人はお父さんの仕事の関係で北海道に生まれる)
北大農学部で学び、道庁の森林事務所で働く役人になりながらの作曲家の二足のわらじ。
のちに東京に移り住んで東京音楽学校(現東京藝大)の作曲科の先生となったものすごい変わり種。

音楽で名を残す人は本人の才能だけでなく、小さい時からの環境(英才教育を含む)によって才能が開花するものだと思っていたので、
独自でタネを蒔き、育てて、花を咲かせた人がいたことに驚きを感じました。
そして、クラッシックの祭典だからか、ラフォルジュルネで日本の作曲家の作品が演奏されることはあまりないので、そんなに昔ではない時代に活躍した日本人作曲家にスポットが当たったことに嬉しさを感じました。

そして井上道義さん。
全身で踊るような、そして指先からもエネルギーが出ているような情熱的な指揮。
なんと魅力的な指揮でしょう。全身からオーラ出まくり!
なんだろう、そう魔術師を連想。
こんなにも素晴らしい指揮を振り、動けるのに、なぜ引退するのですか?

引退撤回して「帰ってきたマエストロ」として、来年もこのイベントで指揮してくださいまし。
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***
そして、本日(6日)
伊福部さんの曲と井上さんがゴジラに成り切って振っていたあの部分の演奏を反芻中です。
まだ余韻でダラダラしておりますw
午前中はそれを許そうw

GWお出かけだった方、お疲れ様でした。
GW中お仕事だった方、お疲れ様でした。
GW特に用事なしの方、今日が良い日でありますように。
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