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石田組(オカワリ) [聴]

先日(13日)の石田組のコンサートが神回で大感動だったので、
もう一度聞きたいと、昨晩、追加公演に行って来ました。
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プログラムも違うし、メンバーも入れ替わりがあったのですが、
これは、これでまた大変良かった。
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【曲目】
<1部>
エネスコ:弦楽八重奏曲 ハ長調 op.7
<2部>
モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K.136
E.バーンスタイン(近藤和明編曲):荒野の七人
チャップリン(松岡あさひ編曲):スマイル
U.K.(近藤和明編曲):シーザーズ・パレス・ブルース
レッド・ツェッペリン(近藤和明編曲):移民の歌
クイーン(松岡あさひ編曲):輝ける7つの海
クイーン(松岡あさひ編曲):ボーン・トゥ・ラブ・ユー
<アンコール>
ビゼー:ファランドール
水野良樹:ありがとう
オアシス:ホワットエバー

【出演】
石田泰尚 佐久間聡一 塩田脩 大宮臨太郎 直江智沙子 丹羽洋輔 (vn)
萩谷金太郎 古屋聡見 小中澤基道(va)
門脇大樹 上森祥平 大宮理人(vc)
米長幸一(cb)
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***
今回の追加公演の前日16日は石田組、大阪公演(フェスティバルホール)だったそうです。
新幹線が5時間以上も止まってしまうという大変な事態だったのですが、
よくぞ帰ってこられましたね。
本当にお疲れ様でした。

原因は静岡県内の大雨。
一番混むこの時期に大動脈である新幹線がこんなに長時間止まるとは予想できないですよね。
この夏は、いやもう本当に色々なことが起こりますね。

海外の話になりますが、マウイ島の山火事もそう。
発生から今日で10日。犠牲者はすでに100人を超えたそうで。
火の広がりが時速100キロって、何それ。火事ってそんなに早いものなの?
そのスピードの熱風と火に襲われてはそりゃ逃げ切れない。
それこそ想定外の出来事でしょう。

何事もない平和な日常こそが奇跡だ。
本当にいつ、何が起こるかわからない。
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石田組2023/2024 アルバム発売記念ツアー [聴]

昨日(13日)は『石田組』のコンサートに行ってきました(サントリーホール/マチネ)
石田組の公演は、「音楽は美しく楽しいものだ」と、いつも感じさせてくれます。

極上の超美音のバイオリニスト石田泰尚さん(組長)を筆頭に、各分野や有名オケで活躍する組員たち(メンバーはその都度入れ替わりがあります)の演奏はその世界に没頭してしまうほど素晴らしく、
爆笑の組員紹介コーナーや
アンコールでの組長の仮装(今回は虫捕り網を持ち、虫カゴを斜めがけにし、さらにスイカ柄の巨大浮輪とともに登場)
観客を明るい笑顔にしてくれる本当に楽しい公演なのです。

<曲目>
1部
・ヴィヴァルディ:四季

2部
・グリーグ:二つの悲しき旋律
・C.M.シェーンベルク(松岡あさひ編曲):「レ・ミゼラブル」メドレー(プロローグ〜囚人の歌〜一日の終わり〜スターズ〜彼を帰して〜ワン デイ モア〜夢やぶれて〜オン マイ オウン〜民衆の歌)
・ヴァン・ヘイレン(松岡あさひ編曲):ドリームス
・クイーン(松岡あさひ編曲):ボヘミアン・ラプソディー
・キング・クリムゾン(近藤和明編曲):21世紀のスキッツォイド・マン

アンコール
ファリャ:恋は魔術師より火祭りの踊り
井上陽水:少年時代
ディープ・パール:紫の炎

<出演>
石田泰尚 佐久間聡一 塩田脩 ビルマン聡平 丹羽洋輔 田村昭博(vn)
須田祥子 生野正樹 加藤大輔(va)
西谷牧人 北口大輔 弘田徹(vc)
米長幸一(cb)
松岡あさひ(チェンバロ)

今回は初めて女性組員が参加。
この方(須田さん)のビオラがまた凄かった。さらにビオラ3人の息の合った音の寄り添い方が半端ない。
RCブロックという右斜め上からの席でその様子を見ると、
体の動きがそっくり!息合いすぎ!(同じ大学の先輩後輩にあたるらしく、同じ先生の指導を受けていたそう)
本当に今回のビオラチームのチームワークが素晴らしくて、深く印象に残りました。

ソロパートでは石田組長のバイオリンと須田さんのビオラの、まさに対決!
迫力はヘビ対マングース、ゴジラ対ガメラ(姿ではない)、
その音は音楽の天使とミューズの闘いって感じ。
それでいて融和して、迫力と繊細さのあるものすごく美しい音楽となっておりました。

曲目では2部の、10分近いそれ以上?のミュージカル「レ・ミゼラブル」のメドレーが素晴らしかった!
原曲の魅力を最大限に活かした松岡さんの編曲が光る。
その調べはまさに心情溢れる歌となっていて、
石田さんの美しいバイオリンが、ガブローシュの、コゼットの、エポニーヌの声となっておりました。(ガブの「ついて来いっ!」が聞こえるようでした)

レミゼは初めから終わりまで脳内上演出来るくらいたくさん観ておりますので
頭?いや、心の中でそのシーンが歌詞付きで被りながら流れましたよ(岩谷時子さんの訳詞でw)
聴いていて、その世界に自分が溶け込むような感覚。
素晴らしい演奏でした。

もう一度聴きたい!
と、17日の追加公演に行くことにしました。
が、プログラムも一部メンバーも違うようで...(あら)
でも、またそこには新たな感動が待っているような気がします!
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Trio Japan [聴]

演奏家三人によるTrio Japan(トリオ・ジャパン)
ヴァイオリン:石田泰尚さん、 チェロ:西谷牧人さん、ピアノ:佐藤卓史さんのコンサートに行ってきました。

石田組のコンサートでで石田泰尚さんの演奏を聞いてから、その「音」に魅了されすっかりハマってしまい、
先日はソロコン、そして今回、さらにはこの後2件のコンサートチケットも抑えているほど。

Trio Japanとしてのコンサート活動は2回目だそう(来年1月には3回目が予定されているそう)
西谷牧人さん、佐藤卓史さんの演奏も素晴らしく、
トリオとしての音はとても柔らかく温かくて心地良い。

トリオですと、ラ・フォル・ジュルネで来日した際に聞いて衝撃を受けたトリオ・ショーソンも好きだったのですが、こちらの演奏は澄んで瑞々しい感じでした。

それぞれの個性が合わさるとまた違う世界が生まれるんだなぁと感じました。

***
会場までのアクセスを確認するために検索した際に
偶然同名の「Trio Japan」のホームページを知りました。
国内の臓器移植医療の啓発活動と海外移植のサポートを行う非営利団体とのこと。

小さいお子さんの臓器移植は国内では数が少なく、現状は多くが海外に渡るしか術がない状態。
ホームページの中の移植を待つお子さんの笑顔が眩しくて、この子たちの笑顔は未来に繋がって行かなくてはならないなと感じました。

こちらの役員さんの紹介欄に
心臓移植者の父、肝移植者の妻、元肝移植希望者の母、生体肝移植者、元肺移植希望者の母という説明が並び、ものすごく現実感を感じました。
移植が出来て日常生活を送れるようになった子、希望していたが間に合わなかった子。
時間との戦い。
本当に切実な問題なのですね。
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夜空を感じる [聴]

川口リリア音楽ホールで聴く日本の歌シリーズ9回目。
今回は「彦星に恋はまさりぬ天の河」と言うテーマ。

出演者は1回目からずっと
声楽家の田代万里生さん (テノール)、加耒 徹 さん(バリトン)、坂下忠弘さん (バリトン)の3名。
そしていろんな幅広いジャンルを華麗に弾きこなす、伴奏の御邊典一さん(ピアノ)←出演8回目
そしてゲストは尺八の藤原道山さん。

歌う出演者3名のほのぼのとした雰囲気や会話が楽しい。
歌う曲も本当に幅広く、ノンマイクの歌が耳に心地よく響く。
毎回本当に楽しみです。

今回は七夕の夜空を思い浮かべるようなそんな選曲(いや、ちょっと雪を感じる曲もあったけれど。それもまた良し)

ゲストの道山さんの尺八の生音がすごかった。
尺八は首振り3年と聞いたことがあるけれど、風をブワンと吹き込み首の振りでビブラート。
ものすごく奥深く、幅広い表現のできる楽器なのだと目から鱗。
さらに笙も吹かれたのですが、
17本の竹が合わさるこの楽器。天上の響きでした。
(パイプオルガン+ハーモニカ)÷2という説明ではわかりにくいかしら。わかりにくいね。うん。
竹の根元はカシラと呼ばれるそうで、その中にリードがあるそうで、吸っても吹いても音が出る楽器なのだそう。
なんていうか、どんな楽器の音とも違う。別世界の音でした。
包み込むような吹き方も独特ですね。
温めないと音が出ないそうで、置くときは温める専用道具へ。扱いも難しい楽器であることを知りました。
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***
順調に押してW
20分ほど押したかなw
でも、本当に良い時間でした。

会場は来年から約2年の改修に入り休館となるらしい。
本当に綺麗で可愛らしい音楽ホール。
パイプオルガンを中心に両側に立つ柱がなんだかエリンギみたいで可愛いのです(語彙力...)
その世界観にすっぽりはまれるちょうど良い大きさ。

今から再開が待ち遠しい。
というか、休館になる前にもう1回企画して欲しいですw
IMG_1681.jpg←お土産付(テーマにちなんで金平糖)
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ギフト [聴]

神奈川フィルのソロ・コンマスの石田泰尚さんのコンサートに行ってきました。
めちゃめちゃ良かった。
ヴァイオリンの音ってこんなにも美しいのか!って思うほど、一音入魂の素晴らしい演奏でした。
こんなにも集中して聴いたことないほど、すっぽり曲の世界にはまりました。

本人からヴァイオリンが生えているのではないかと思うような、楽器との一体感がすごい。
音の真ん中の一番美しいところを紡ぐような、滑らかで柔らかな光を持つそんな演奏。

お茶目というかやんちゃな外見(?)とのギャップは凄まじいですが、本当に本当に「美しい」音楽なのです。
ちょっと中毒性があるというか、しばらくするとまた聴きたくなる。あの音をあの響きを生で聴きたくなる。

ってことで、今回はソロ、次回はトリオ、そしてその次は石田組のコンサートを聴く予定にしております。

は〜ソロコン本当に良かったよ〜。無伴奏であのボリュームのコンサート。
ご本人はさぞかしお疲れでしょう。

が、また、やってください!
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***
余談:ご本人から最後にご挨拶がありました。
「平日、夜なのに、・・・満席。」「疲れた。汗臭いし。」「これ終わったらすぐ、雨なので、気をつけて、・・・お帰りください。」
ボソっボソっと喋るごとに、例のごとく皆さん爆笑。

いい音楽を聴かせていただきました。そして最後に笑いもとってw
心が解きほぐされた2時間でした。

外は雨が降ってきておりましたが、
音楽は楽しい!明るい気持ちで会場を後にしました。
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お初のKAIさん [聴]

G7、無事終了。
何事もなく良かったです。
会場は広島でも、都内の主要駅ではコインロッカー、ゴミ箱、そして場所によっては自動販売機がサミット中 使用停止になっておりました。警戒のため巡回する警察官もたくさん見かけました。

それだけいろいろな意味でメッセージ性の高い、注目される重要な会議なのですね。(しかも危険が隣り合わせ)

昨日の午後はイイノホールで行われたコンサートに行ってきました。
最寄駅は霞ヶ関。官庁街なのでやはりコインロッカー、ゴミ箱、自動販売機は使用停止になってました。そうなるよね〜。
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***
さて、昨日のコンサートは韓国のミュージカル俳優KAIさんのコンサートでした。
ミュージカルといえばニューヨーク、ロンドン、そしてウィーン発の作品が有名ですが、
韓国もミュージカルが盛んで、オリジナルの作品が作られ、それが翻訳されて他の国でも次々に公演されています。
それを含めたいろ色な作品で主演されている方だそうで。

元々は何かの演目を検索した時に知った方なのですが、
それまで全く知らなくて(すまん)
さらには、韓国にはKAIさんと言う有名人が二人いるみたいなのでYoutube見て混乱してましたw

一人はアイドルグループEXOに所属しているダンサー兼ヴォーカリストの(1994年生まれ)のKAIさんで、
もう一人がソウル大学&大学院の声楽科を卒業してクロスオーバー歌手としてデビューした後ミュージカルに進出した(1981年生まれ)のKAIさん。
今回は後者のKAIさんのコンサートね。
やっと見分けがつくようになりましたよ(遅っ)

***
会場は韓国から来たファンも多かったみたいで、「ここはどこ?」と思うくらいに韓国語が飛び交っておりました。
イイノホールに来たのは数年ぶり。日比谷公園のお隣。上品で綺麗なホールです。

そして、お初にお目にかかります。本日の主役KAIさんは
やたらと立ち姿の綺麗な細いお兄ちゃんで、
それなのに、どこからその声が出るんじゃ!?と
鼓膜がビリビリするほどの声量の持ち主でした。

ピアノ一台のリサイタル形式。
伴奏はイ・ボムジェさん。こちらも知らないが(すまん)、かなりお上手な方でした。

表現というのは言語を超える。
最後の2曲は日本語でそれ以外は韓国語だったのですが(字幕はあった)
いや〜もう心揺さぶられましたわ。その歌声に。感動。

KAIさんの今までの出演作は『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』『ファントム』『フランケンシュタイン』『エクスカリバー』『モンテ・クリスト』『ジキルとハイド』『ベートーヴェン』等らしい。
日本の俳優で例えればどんな感じの俳優さんなんだろう。なんだか出演作が幅広すぎてわからないねw

コンサートはMCもほぼ日本語という、その姿勢にも感心。

歌った中では「レベッカ」と「バン・ハー」からの曲が印象的でした。
ベン・ハーもそのうち日本で上演されるでしょうかね。

「ベートーヴェン」からの曲も歌っていたけれど、かなり難しい曲ですね。
日本版の公演が予定されているけれど、
これ、こなせる人はそういない。やはりクラッシック畑じゃないと無理かな〜と思うような難曲でした。

コンサートが終わると会場出口でに本人によるお見送りがありました。
コロナ禍でこういうのが無くなっていたので、久しぶりだわ。

目の前で見るKAIさんはなんだかお行儀が良い上に可愛かった。
「感動しました。また来てくださいね。」と伝えました(お隣に通訳さんがいたので通訳してくれたハズ)
ニコッとした目で両手でお手振りしてくれました(なんだかいい人だ〜)

一度生で本舞台の方も拝見したいです。

***
なんだかゴージャスな歌声だったので、帰りにゴディバカフェに寄ってゴージャスにチェリーチョコレートケーキ食べちゃったもんね(気分がよくて自分に甘くなったってことですw)
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立夏 [聴]

今日はGW最大のお楽しみ。
お友達と城田優さんのランチショーに行ってまいりました。
文字通りランチ+ショーです。

いや、もうほんとにこんなイベントはコロナ前以来ですよ。
ワクワク。
場所は帝国ホテルの富士の間。
しかし着ていく服がない!
ということで、着物で行く事にしました。
というか、持って行って、現地の更衣室で着替えたのですが。

着付けもコロナ前以来。
手順を思い出すためYoutube見たりしましたが、実際やると「あれ?この先ってどうなるんだっけ????」と、なり、お友達に後ろを結んでもらって帯結び完成。
他装出来るお友達がいてくれて助かりました。

やっと着付けが終わり、荷物をクロークに預けて身軽になった我々、
ラウンジでコーヒーでも飲んで一休み。
と、思ったら、その値段に驚愕することになるwww
土日祝料金というものがあるらしく、コーヒー1杯のお値段がなんと2500円!
想像以上のお値段で、なぜかふふっと笑ってしまった(人間思わぬことに出会うとそうなるらしい)
でも、帝国ホテル、しばらくしたら建て替えが始まるので、ここは記念と思い、
お友達はアイスコーヒー上高地を、私はドラフトコーヒーなるものを注文(いずれもチョコレート2枚付きの2750円!)
うん、うん。確かに美味しい。サービスも気遣いも素晴らしい。
多分、もうこちらでコーヒー飲むこともないでしょうから(庶民中の庶民ですから)本当に記念になりました。

庶民の金銭感覚からはかけ離れた価格はホテルの自信と誇りの表れでしょう。
ここはそれで誰もが納得する付加価値のあるホテルなのです。と、勉強した私でありました。

***
そして、いよいよランチショー!
大人数での食事、楽しいトークと切ない歌声に、
あーコロナ禍で止まっていた時が動き出したのだなぁ〜と思いました。
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楽しかった〜!

と、思ったら今度は秋にディナーショーとな!
貯金せねばwww
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奈良! [聴]

仕事帰りに新聞社主催の講演会に行ってきました。
第二部に奈良在住、映像作家の保山耕一(ほざんこういち)さんのトークショーがあるということで抽選申し込み。
前々からその映像のファンで、一度大画面で見てみたいと思っていたのですが、上映会は奈良のみ。
ご本人が癌闘病中ということで、関東で観ることは叶わないかなと思っていたので、
映像の上映&本人の登壇というまたとない機会でした。

5分くらいの映像を3本紹介。その間に司会者とのトーク。
まずは昨日撮りたてという春日大社神苑の藤、萬葉植物園の藤。
その圧倒的な映像美に見入りました。

雨にうたれる花弁のアップ。その端についた小さな水滴の中に藤が映り込む。
引きで撮られた満開の藤の房は見事で圧巻。今まで観ることの多かった藤の植えられ方と違う。
その幾重にも重なった花房の密集度はものすごい存在感。こちらまで香りがしてくる様。

満開の藤の圧がありながらも、早朝朝イチで撮ったというその場所はスーっとした清涼感を感じる。
気高く、静かで、美しく、尊い。
これはもう神々への捧げ物のお裾分けなんだなぁと感じました。

その静かな迫力に見入り、自分がその映像の中に溶け込む様な感覚を覚えました。
自分の住む世界はなんと美しいんだろうと感じました。=日本は美しい=奈良は美しい。

2本目は初夏の風景。日本の原風景というのかな。緑。
山の辺の道、明日香、棚田、里山。
特に棚田に張られた水に映る空の雲の流れの美しさは本当に感動的。
圧巻。現代日本にもこんな風景があるんだ!
少し日が傾いてきた頃の光には不思議な空気感がありますね。
マジックアワーというのかな。
1000年以上続くこの光景はどんどん時代の変化とともに失われてしまうのでしょうか。
この風景がまた次の時代にも残っていて欲しいなと思うほど心動かされ、心惹かれました。

3本目は夜。闇。
夜なんだけど、真っ暗なんだけど。刻々と変化するのねその世界も。
月が明るい。水の中には月の光で道が出来る。闇の中に星が光る。

おまけにお隣に座ったおじさんの膝に置かれたスマホの画面が光って気がそがれる。
スマホ消せ!(怒)音がしなければいいと思っている人が多いが、暗い中その光はかなり目立って、ものすごく迷惑なんですよ。
これには映像に没頭出来ず悲しかった。
主催の人が始まる前に電源を切る様に全体に注意していたのになぁ。

話は戻って、
保山さん、トークもウィットに溢れて楽しかった。
ツイッターもかなり前からフォローしているのですが、どちらかといえばダメだ、もうダメだみたいなツイが多くて、ネガティブな方なのかと思っておりましたが、
思わず吹き出す様な笑いのセンスに溢れ、話のネタの引き出しも一杯で、柔らかな温かさ、人間味溢れる素敵な人物でした。
映像カメラマンは厳しい自然の中に身を置く時間も長いでしょうが、体調に気をつけつつ、これからも素晴らしい時間を過ごし、また美しい映像を撮って欲しいです。

その日撮った映像を一つにまとめる、加工しないそのままの色、などにこだわりを持っているそうです。
だからスーっと溶け込む様に見られるんだなぁと思いました。
その繋がりはとても自然で、ずっと眺めてられるのです。

まさに映像詩でした。

そして、第一部の名城大学の米澤貴紀先生の講演も、これがすごく良くて、
建築学科の先生ということで、春日大社の建物からのアプローチ。
すごく見所を教わった感じがしました。すぐにでも奈良へ。春日大社に行きたくなりましたw

ここ数年のマイブーム御朱印巡りで今までになく神社仏閣を見る機会があるので、
とてもその造りが気になっていたのでした(昔の建築物が好きというのもある)
どうして鮮やかに塗られた神社と色の塗られていない神社があるのか、彫刻のある神社とない神社があるのかとか、豪華な神社と素朴な神社の違い。常々感じていた疑問を一挙解決してくれましたw(一つ書いておくと、彫刻がつく様になったのは江戸時代以降らしい)

おまけに屋根の説明やら、瑞垣、舟肘木、千木、鰹木、破風板などの部材の説明はとてもわかりやすく、興味深く、ここを見ればさらに面白いというお話がたっぷりで、
これから奈良に行く時だけでなく、身近な神社仏閣を見るときにも役立つお話がたっぷりでした。

研究を重ねている専門家の知識の蓄積っていうのはすごいものですね。

***
いい時間を過ごさせていただきました。
またその道のスペシャリストにお話が聞きたい。

なんとこの企画28回目なんだそうで、全然知らなかった。
またぜひ参加したいです。
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スッキリ [聴]

朝番組「スッキリ」最終回。
みやじが出演ということで録画しようと思っていたが、ハードの残量不足。
ゆえに、家に帰ってYoutubeで観る。

いやこれすごいね。
9時台の弾き語りも最高だけど、10時台のスカパラとの共演が魅力全開でした。
人柄もさることながら、やはり声の吸引力がすごい。
***
余談:
東京駅八重洲口側にある八重洲ブックセンターが本日閉店。
ビル丸々書店という大型店舗。
駅の反対側の丸の内側には大型店舗の丸善があるけれど、八重洲側になくなってしまうのはとても残念。

売り場を見下ろす配置のカフェは憩いの場だった。安くて美味しかったし。
作家さんのトークショー等の企画ものも良かった。
店内にコインロッカーがあるのも荷物が多い時に便利だった。東京駅が目の前なので旅人にも便利だったことでしょう。
何よりいろんな本との出会いを結んでくれた。

数年後ビルの中へ入る形になって復活する予定だとか。
戻ってくるのを楽しみにしていよう。

それにしても書店の大型店舗がどんどん減っていく。
本はその国の文化のバロメーターだと思う。
また本の装丁(要は本のデザイン)というのも大きな文化的な要素だと思う。

今後も書籍のデジタル化の波は止まらないと思うが、紙の本も両立して残して欲しい。
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エレカシ35周年 [聴]

有明アリーナで行われた「エレカシ35周年ライブ」に行ってまいりました。
3月21日はデビューした日ということで、今日がエレカシの本当のお誕生日なのでした。

3部構成のライブは3時間近く。(インターバルはあるが少々暗転するくらいで、途中休憩ほぼ無し。MCもほぼ無し。)
とにかくエネルギーが凄かった。
凄まじいエネルギーが会場を循環w

しかも今回は私、席運がめちゃめちゃ良くて、
アリーナ9列目(1〜2列目無いので実質7列目)、
ミヤジさん、近い、近い、近い。

さらにはセンター寄りで花道にも近く、
ミヤジさん、近い、近い、近い。

最高でした (T-T) うん。うん。

桜吹雪がブワー〜ーッと会場に向かって吹き上がった時。
舞い上がるその下にちょうど自分もいて、
本当に綺麗でした。

35周年おめでとうございます。
デビューして35年だけど、
四人のうち三人は中学校の同級生というのだから、40年以上も仲間なのですよね。
絆強いわけだわねぇ。お互いわかり過ぎるほどわかり合っているのでしょうね。

ヤンチャだったんだろうな〜と想像中。

そのままヤンチャで50周年迎えてください。
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***
余談:
私。失敗も...
着てきたコートが邪魔になり、会場のコインロッカーに不要な荷物を預けたのですが、
ライブ開始直前、右斜め前の女性二人組が、コンサートグッズのTシャツを着始めた。
左斜め前のカップルはコンサートグッズのタオルを首に巻き始める。

あ!しまった!
両方買ったが、両方ロッカーに預けてしまった!

orz 嗚呼。
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