SSブログ

繋がる [感]

先週偶然ばったり小学校の時の同級生に会った時に、
今は亡き同級生のお母さんの連絡先を聞くことができました。

お墓の場所がうちのお墓のある霊園と同じと聞いたような気がしていたので
お参りするときに友達のお墓もお参りしたいなと以前からずっと思っていたのです。
しかし、そのお墓の住所(2万基あるので墓所の番地が分からないと行き着けない)をずっと聞きたかったのですが、連絡先がわからなかったのです。
母親世代は子供が巣立ったあとでも仲良しで、そのネットワーク(主に病院やスーパー前の立ち話が情報元ですが)は案外強力で、その世代に聞けば大体誰がどこにいるのか分かるのですが、何せ、母親世代は年々減ってしまい。知る機会を失っておりました。

ご縁というのはどこかで再び交差するものなのですね。
聞いた電話番号に勇気を出して電話をかけてみますと
初めは名乗っても「?」状態でしたが、頭の中で繋がったらしくあとは昨日会ったかのようにお話することが出来ました。
「20年も(正確には亡くなって23年ですが)経っているのに、覚えていてくれて●子は幸せ者だと思う」と言っていただけたのですが、
「忘れたことなんてありませんよ」と、言った瞬間目頭熱くなって、言葉に詰まって絞り出すような感じになってしまいました。

幼馴染だもの。
大切に想う人はいつも心の中に住んでいるんです。
亡くなって何年経っても、会いたいなぁ。ちょっと話したいなぁ。と、考えるものです。

お互いの家のお墓の番地を教え合って電話を切りました。
今回急に色んな人と繋がったのは、
もしかすると、あの子の采配かなぁ。

3月には、水彩画のような優しい色の花を選んで、お参りに行くからね。
nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感