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足利尊氏大変記 [観]

昨日は観劇納め。
明治座の通称「るひま」へ。
明治座で毎年年末行われるこの公演を、同じメンバー3名で観て締めるのがここのところ毎年の定番。

レギュラーメンバーにゲストを加え、毎年この年末のためにオリジナルミュージカルを作るというのは結構凄いことだと思う。
いろんな要素を盛り込んだ時代劇の1部(意外に壮大)。と、不思議なテンションの歌合戦の2部(アウト寄りのイン)の構成。

どことなく漂う緩い感じが年末にぴったりで、癖になった模様。
なんと上演時間は2度の休憩を含み4時間。ふははは(観る側も変なテンション)。
一言でいえば『たっぷり』ですかね。
出演者はこのボリュームを昼夜公演8時間X連日演っているのかと思うと、凄いなと思う。

今回の1部は「ながされ・る君へ〜足利尊氏大変記〜」。
元来ヘタレなのに人に期待され優しいが故に戦へと流される、弟大好き足利尊氏と兄大好きで兄のために悪にでもなる直義の兄弟愛がテーマだよ(と、勝手に決める私)。
めちゃめちゃふざけたり、フィクションてんこ盛りでありながら、意外に歴史からは外れてないというか骨子がしっかりしていて、その時代の歴史と大きくても背景が分かってるとさらに面白く観られます。

2部はディスりも笑いもぎゅうぎゅう詰めのおもちゃ箱みたいな歌合戦。これ、DVD化して各方面から文句は出ないのか?と、思う様なネタ。ギリギリラインを攻めてます。

あー緩くて好き。
年間3桁は観るという観劇仲間もいるのに、この公演では一度も見かけない。いや、かつて興味を持って一人だけ来たが、その後見かけないw
これにハマる我々の方が変なのであろうかと、昨日はそのあとの忘年会で話題となる。

でも、また来年も行くだろう。
今度は12色ペンライトを忘れずに行かなくては(2部で使用)。

兎にも角にも、
これを観終わると、今年も元気で一年過ごせたなと感じますw
そんな公演です。

***
余談:忘年会は何年か前にも行った魚の串揚げ屋さん。
おすすめ5点盛りは
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アジフライ、イカ、エビとうずらのたまご、マグロ、子持ち昆布です
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