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Yuichiro & Friends -Singing! Talking! Not Dancing!- [観]

シアタークリエで行われている山口祐一郎さんの「Yuichiro & Friends -Singing! Talking! Not Dancing!-」に行ってきました。

ゲストは石川禅さん、保坂知寿さん、浦井健治さん、平野綾さんと、なんとも豪華。
全員歌ウマで耳福。
トークは、ひたすら脱線していきお客さんボー然の男性陣の話を、最後にお客さんがちゃんと話のオチと感じる様に軌道修正してまとめてくれる女性陣という図。それもまた仲の良い感じで面白く。
休憩含む3時間はあっという間でした。
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山口さんは何十年か前に私を観劇沼に落とした張本人です。
今、幾つだ?67歳?
見えない。昔から若見えでしたけれど、186cmの背中は常にスッと伸びていて、剣道やってたからなんだろうか立ち姿が美しい。
今回、歌は概ねウイスパーボイスでしたが、「ダンス オヴ バンパイア」の曲では、久しぶりにバズーカのロングトーンを聞きました。いや出るね〜。声が艶々。
このバーズーカ砲がある限り、やはりクロロック伯爵を演じられるのはまだこの方だけだわと思うのでした。

今回教授(禅さん)も弟子(健ちゃん)も揃っているのを見たら、
そろそろあの演目もまた見たいな〜と強く感じましたが(そうそう演出は今回と同じ山田さんだわ)
帝劇建て替え予定だし無理か(だからと言って他ではやって欲しくないし)

それに最近、帝劇0番は若手(というかもはや中堅)に代替わりしてしまったしなぁ。
でも、帝劇の怪人と呼ばれた人は、まだまだクリエでは収まりきれない器でありました。
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足利尊氏大変記 [観]

昨日は観劇納め。
明治座の通称「るひま」へ。
明治座で毎年年末行われるこの公演を、同じメンバー3名で観て締めるのがここのところ毎年の定番。

レギュラーメンバーにゲストを加え、毎年この年末のためにオリジナルミュージカルを作るというのは結構凄いことだと思う。
いろんな要素を盛り込んだ時代劇の1部(意外に壮大)。と、不思議なテンションの歌合戦の2部(アウト寄りのイン)の構成。

どことなく漂う緩い感じが年末にぴったりで、癖になった模様。
なんと上演時間は2度の休憩を含み4時間。ふははは(観る側も変なテンション)。
一言でいえば『たっぷり』ですかね。
出演者はこのボリュームを昼夜公演8時間X連日演っているのかと思うと、凄いなと思う。

今回の1部は「ながされ・る君へ〜足利尊氏大変記〜」。
元来ヘタレなのに人に期待され優しいが故に戦へと流される、弟大好き足利尊氏と兄大好きで兄のために悪にでもなる直義の兄弟愛がテーマだよ(と、勝手に決める私)。
めちゃめちゃふざけたり、フィクションてんこ盛りでありながら、意外に歴史からは外れてないというか骨子がしっかりしていて、その時代の歴史と大きくても背景が分かってるとさらに面白く観られます。

2部はディスりも笑いもぎゅうぎゅう詰めのおもちゃ箱みたいな歌合戦。これ、DVD化して各方面から文句は出ないのか?と、思う様なネタ。ギリギリラインを攻めてます。

あー緩くて好き。
年間3桁は観るという観劇仲間もいるのに、この公演では一度も見かけない。いや、かつて興味を持って一人だけ来たが、その後見かけないw
これにハマる我々の方が変なのであろうかと、昨日はそのあとの忘年会で話題となる。

でも、また来年も行くだろう。
今度は12色ペンライトを忘れずに行かなくては(2部で使用)。

兎にも角にも、
これを観終わると、今年も元気で一年過ごせたなと感じますw
そんな公演です。

***
余談:忘年会は何年か前にも行った魚の串揚げ屋さん。
おすすめ5点盛りは
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アジフライ、イカ、エビとうずらのたまご、マグロ、子持ち昆布です
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舞台化 [観]

アニメ「未来少年コナン」が舞台化とな!

私にとってコナンといえば名探偵コナンではなく、こちらのコナン。
私の一番好きなアニメであり、一番好きな宮崎駿作品です。
子供の頃、毎週放送を楽しみにしていました。
読書感想文で、原作の「残された人びと(残され島の人びと)」を書いたほど。思い入れが深い作品。(内容は全然違うんですけどね)

再編集して映画化もされ、前売り券を買って初日に観に行きましたっけ。
当時は座席の予約システムがないから、満員になったら、次の回を観る人は外に行列。行列して観ましたよw
ちなみに座れない場合は立ち見もありました(同じ料金ですけどね)。今は消防法上通路の立ち見は出来ないでしょうね。

名作なのですよ。本当に。
ホリプロやるな〜(嬉)

しかし、コナンは難しいぞ。
ものすごい身体能力と人間的な魅力が必要。
誰が演じるのでしょう。(半端な配役は許さない。ガチファン)
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いきなり? [観]

三の丸尚蔵館の収蔵品の管理が宮内庁から文化庁へ(運営は独立行政法人へ)移管したそうで、その為なのか、建物が新しくなったからか、
前の建物の時は入館料は無料だったのに、有料に。

しかも、いきなり1000円!!
0円から1000円!

始めは500円くらいから始めようよ〜。もう始まってしまっているけれど。

しかも予約制になったそうな。
ふらりと立ち寄ることも出来ないとは...なんだかなぁ。

こういう施設ほどもっとオープンにして欲しい。
いきなり敷居高くしすぎじゃない?
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棟方志功展 [観]

絶対行こうと思っていた「⽣誕120年 棟⽅志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」(東京国立近代美術館)

会期、うかうかしてたら今日までで、ダッシュ!(この時すでに13時半)
地下鉄を竹橋で降りるつもりが慌てていたのか一つ手前の大手町で降りてしまった(うっかりすぎる!)
皇居沿いをテクテクと歩く。
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イチョウがいい感じに黄葉。
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棟⽅志功展、すごく良かった。
あの独特の世界に行き着くまでの試行錯誤が伝わってくる展示でした。
そして愛用の眼鏡やベレー帽、彫刻刀に、「人」を感じました。
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棟⽅志功と言えば版画や倭画の印象ですが、
作品の中に油絵もありまして、立山連峰の絵が「志功さんにはこう見えたんだ〜」と、印象深かったです。

***
余談:仮住まい物件探し中。
帰り道、内見は今月26日以降いうことで来月上旬に内見予定の物件を見てきました(外から)
駅から8分とあったけれど、10分以上はかかりました。
角部屋だけど隣のマンションと並んいるので西側の窓開けたらすぐ隣のマンションの角部屋の東側の窓じゃない?と、思っていたら
内見予定の方のマンションの西側の窓には目隠しがしてありました。ってことはですね。窓は開くけれど外は見えない?ってことかな?窓の意味ないね〜。
(南北にはベランダあり。そちらの窓はオープン)

やはり間取り図や画像だけでは分からないもんだなぁ。
夕方というか、ほぼ日没の時間に差し掛かっておりましたが、辺りはあまりにも人通り無し。
うーむ。悩むわね。
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 [観]

満月なのか

冴え冴えとした蒼い空に
銀盤の様な月が美しい夜です。
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土曜日PM [観]

昨日土曜日は、午後から行動開始。
先ずは駅前に来週オープンする食材専門スーパーのカード入会事前登録会へ。
最寄りのスーパーの青果やお魚コーナーがあまりにも貧弱だったので、食材専門スーパーの開店は悲願に近いw
ただ半年以内に引っ越しする予定な自分。そのタイミングだけが惜しい。

でも、まー全国展開なお店なので、作っておけば他店でも使えるでしょう。
と、行ってみたら、登録者はお兄さん〜お爺さん。男性率が高くて意外。
「ちょっとあなた。暇なら行ってきて」って奥様に言われたのかもしれませんが、こういうものって実際に買い物する人が登録するものだと思っていたので、「へ〜」と思った次第。

お次は、
同僚に昨日突然招待券を貰ったので
国立新美術館で行われている「日展」に行ってまいりました。(会期は明日まで)

洋画や日本画だけではなく彫刻や工芸、書までありまして
展示会場は「1階から3階まで」と、言われた時はびっくり!
本当にボリュームたっぷり、見応えたっぷりです!

でもとっても面白かった。
表現の幅って限りない!
会場が広すぎて見逃してしまったものもたくさんあったと思う。
もう一度観たいくらいの充実度でした。

写真NGと出ていないもの以外は写真OK
彫刻に至ってはプロジェクトの一環として「タッチOK」の物もありました(全部ではありません) 太っ腹!

残念な点は、書関係が、お軸ではなく、全てガラスの入った額入りだったこと。
沢山の展示にはこの方が効率が良いのだとは思うのですが、
せっかくの肉筆なのにガラスが入ることにより照明の光が反射したり、作品との距離を感じてしまいました。あれは勿体ないなぁ。

***
さて、私が特に惹かれた絵の紹介です。
白井秀夫さんの「輝く朝」
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皆さんこの絵の前でしばらく立ち止まってしまうので、なかなか写真が撮れないほど人気でした。
その画力の高さに舌がトウルルルルと巻いてしまうほど。
水の、雪の、煌めきをどうやってこんなにリアルに描きわけられるのか。
絵なのに、絵なのに、その輝きが実に眩しいのです。

webに上げる時は作者の名前と作品名を書くことと、そして部分カットをしてはいけないと会場に注意書きがありましたのでこのサイズで紹介させていただきます。
この絵の緻密さは寄るともっとわかるんだけどな〜。
寄りでご紹介できないのが残念ですw

その景色の空気感まで伝わるような絵で、自分がその場にいるような感じになりました。
そして、いつまでも観ていられる。誠に不思議な感覚でした。
心を照らすようなものに出会うと、人間、幸せな気持ちになりますね。

これから寒い季節に突入するので、少しでも心が暖かくなるようなものに触れたいと思ってます。

***
その後は、別の展示室で行われていた
「大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ」という現代アートの展示も観ました。

先ず入って展示室で、
その作品の存在感に圧倒された~。
8mはありそうな。切り絵で出来たような巨大な花瓶。
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その大きさと美しさ。
ななな何でしょうこれ!
遠目で観ても、近くに寄っても
皆言葉なく「ほわ〜〜〜」とした表情で見上げておりました。

もう一つの大型展示がありまして、こちらも不思議な世界観に迷い込めました。
暗闇の中薄い布が風に吹かれるだけの展示なのですが、それがすごい!
夜の海に来て波を観ている感覚に陥りました。
これまた何とも不思議な展示です。

こちらのアート展も写真撮影OK(ただし動画はNG)

ちなみにこちらの展示会は来月25日までだそうです。
もう一度、空いている時に行ってみたいな。

***
美術館に着いて数時間経過。
足も疲れて一休みしたかったけれど、館内は人で一杯。
そこで地下鉄で移動し途中駅で下車して、一休み。
と、思ったらこちらもどこも人出すごすぎて
お茶するところも見つからない。

結局カレー食べて帰りましたw(そこなら空いてた)
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愉しみ [観]

観劇沼にはまって30年以上経ちますが、
生活のバランスが崩れないように調整はしています。
それに投入できる資金も時間も有限ですから。

でも、たまには、そういう枠を外して愉しむことも大切とも思ってます。
それはきっと、人生に彩りを与えてくれるから。

と言うことで、今日は帝国ホテルで行われた城田優さんのディナーショーに行ってまいりました!(話の筋が合っているような、合っていないようなw)
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建て替え予定のこちらのホテル。格式は高いけれど、とても柔らかな温かみのある接客が素敵です。この雰囲気が建て替え後にも継承されますようにと祈らずにはおれません。
食事も美味しい上にショーも最高で、さらには同じテーブルの人たちもみなさん感じが良くてとても楽しい時間を過ごせました。
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参加費用は帝劇S席チケット約3枚分に相当しますが ←観劇を趣味にする人は何でもチケット代で換算するw
あ〜愉しみが無くて何の人生だ。

人生一度きり、年齢に関係なく、
愉しめる時に愉しみましょうぞ。

それを一緒に楽しめる友人の存在があることもまた嬉しい。
友人も人生の財産です。
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ビロクシー・ブルース [観]

ニール・サイモンの自伝的戯曲。
「ビロクシー・ブルース」をシアタークリエで観てきました。

1943年。基礎訓練を受けるためにミシシツピーに向かった新兵たちの話。
ここで訓練を受けた後ヨーロッパか太平洋側へ配属される。
要はドイツか日本と戦うことになるということ。
時代背景は第二次世界大戦中で厳しいけれど、でも、喜劇。
場内、沢山の笑いが起きます。

***
若者たちは兵隊になりたいわけではない。
本当は作家になりたかったり、歌手になりたかったり。

常に観察し回顧録を書く、客観的な主人公ユージンと
自分から物事を難しくしてしまう主観的なエプスタイン。
特に印象的なセリフは、エプスタインの「苦労がなかったら一日は朝の十一時で終わっちゃう。」
苦労ないほうがいいけれどねーw
火中に飛び込んで解決出来たら確かに生きてるって気がするかなー。
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***
出演:ユジーン:濱田龍臣、エプスタイン:宮崎秋人、カーニー:松田凌、セルリッジ:鳥越裕貴、ヘネシー:木戸邑弥、ワイコフスキ:大山真志、デイジー:岡本夏美、ロウィーナ:小島聖、トゥーミー:新納慎也
作: ニール・サイモン
翻訳: 鳴海四郎(早川書房/2009)
上演台本・演出: 小山ゆうな
美術: 二村周作
照明: 勝柴次朗
音楽: 木原健太郎
音響: 尾崎弘征
衣裳: 半田悦子
***
今回はe+の貸切公演でアフタートークショー付
演技ではなく素の出演者4人の姿が見られたのだけど。
なんだか先程までの役が当て書きの様に思える程、それぞれの役に似ている感じでした。
特にエプスタイン役の宮崎秋人さんがシニカルな感じ(の役作り)で面白いなぁ〜と思いました。
役への落とし込み方も半端ではなく、これから注目したい人だと感じました。

そして、超可愛かった子役時代から全国区の濱田龍臣さん(ユージン役)は、すっかり大きくなって大人になっていてびっくり。子供時代と顔つきが変わってないのでソフトなイメージです。
トークショーでの、舞台中に出てくる『人生最後の7日間で何をしたいか』という問いに「やっぱり両親と一緒にいたいかな」と言っていて、すごく仲良しなんだなぁとほのぼのとした気持ちになりました。

カーニー役の松田凌さん。歌は好きだが特に上手くなくて普通という役だったけれど。
いや、上手いでしょうあれは!
良い声だし。

結構、刺さる台詞が多かった今回の脚本。
原作も読んでみようと思いました。
***
余談1:
全然関係のない話ですが、
何気なく歩いていて気が付いたのですが、
有楽町駅近くの歩道のブロックの一つに桜の花(なんて言えばいいのかな窪み?)があった。
あれ?これは何百個に1個あるとかそういう話?と、歩きながら他にもあるのか注意深く見ながら歩いたけれど他には全然ない。

ふと目が合うように、その1個に目が行った。あれはなんだったんだろう。

余談2:これまた表題とは関係がないのですが、
アフタートークショー時に突然色々思い出して、心臓バクバクしたことをちょっと書いてみたいと思います。
以下、あくまで自分の記録となります。

15年前にクモ膜下で突然亡くなった歳の離れた知人、観劇仲間のOさんは働きながら大学院に籍を置く人でした。
めちゃ賢く、爽やか&穏やかな気持ちの良い子で、こんな若者もいるなんて日本の未来も明るいねーなんて思うほど。
本日11日は彼女のお誕生日でした(それを思い出した)。
記憶の中の彼女はいつまでも20代の若者だけど、生きていたら...42歳か。

あの頃、「留学を考えている」という彼女の夢を聞いたことがある。
生きていたら、きっとそれも実現させて、家庭も仕事も大事にして、さらに素敵に生き生き輝いていたに違いない。

最後に会ったのは冬で、新宿で彼女を含む4人で舞台のDVD観てご飯食べて(そういう個室居酒屋さんがあったの)
「じゃ、次回はクリエでね!」って新宿駅の改札で別れたのでした。
次回会う約束はOさんとこの日のご一緒メンバーCさんが同じ回のチケットを取って舞台を観る日。演目はなんだったっけかなぁ「レベッカ」だったかなぁ。
まさか、あれが最後になるとは思わなかった。でもみんな笑顔で手を振りながら駅の改札口で別れた。(笑顔だったのは救いだなぁ)

それから2ヶ月も経たない春3月に訃報を聞き、呆然。
そしてその後、約束の日。
シアタークリエのその席には彼女のお姉さんが着席(彼女の写真を携えて)
多分遺品の中にチケットを見つけたのでしょう。
その席を手配したのはその席のお隣に座るCさんで、
私は自分で手配したので、もう少し後ろの席だったのだけど。
Cさんがクルリと私を振り返り「お姉さんだって!」と口パクで伝えてきたのでした。
「えー!Oさんのお姉さん!?」とびっくりしたところで、ちょうど暗くなり開演。

そうだあの時ってここ、シアタークリエだったんだ!
って思い出したのでした。
それがご縁で、お姉さんとも知り合いとなり、
こんな奇跡的な姉妹っているのね!と思うほどまたお姉さんも素敵な人でした。
お姉さんはその後ご結婚で地方へ。
お子さんも出来、そのお子さんにOさんの名前から一文字取って名前をつけたと聞きました。
もうその子も大きくなったことでしょう。
Oさんだったら、姪っ子LOVE!で、めちゃくちゃその子を可愛がったと思う。

Oさんのお誕生日の日に再会の約束の場所に来たとはね。
その偶然に気づくと、色々な記憶がぐるぐるとすごい早さで蘇ったわけです。
記憶の不思議。

もっと色々話したかったね。
聞き上手、話し上手だったな。

柔らかく微笑んで「お久しぶりですね!」って言う声が聞こえてきそう。
もしかして今日は近くにいたのかな。

人が旅立つ原因は、歳をとったからだけでない。戦争だけでもない。病気だけでもない。
目の前にいる人がいつまでもいるとは限らない。

今、大切にしたい人が目の前にいるのなら、その時間を大切に。
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九段下 [観]

大好きな人に会ってきましたw
なんちゃって。

仕事帰りに九段下で行われている、ガラスの先生の個展に行ってきました。
ガラスの教室は1年前にクローズしてしまったのですが、
個展の際にお会い出来るかな〜と期待して行ってみました。
お約束してないし、在廊しているとは限らないのですが、今回もうまくお会いすることができました。

九段下。靖国神社の近くのビルに、その会場であるギャラリーはありまして、
先生の作品はほぼ赤いシールが貼られておりました(売約済みの印)
凝りに凝った手に収まる小さな世界。
美しく、優しく、可愛らしく、尋常じゃない観察眼とアイデア、その表現、
見た目だけでは判らないものすごい執念の様な作業の上に成り立つ作品の数々でした。

作者だから出来ることですが、
「こうすると分かり易いんだけど」と、透かして見せてくれたり、ひょいと持ち上げて、角度を変えて見せてくれたり、裏側を見せてもらったり、その工程や、工夫を惜しげもなく披露してくれたりと、
先生と生徒に戻って楽しい時間を過ごさせていただきました。
や。すっごく楽しい。

今回もストーリー性と奥行きがあって、ものすごく素晴らしい作品の数々でした。
特に今回のポスターに使われている
ススキの野に立つ狸の蓋物のコアグラス。
野のその奥にうっすらと暁光。上の方の空はまだ少し暗い夜の世界。
それは夜明けの世界。朝露にしっとりと濡れた世界。
実物のその細かい描写には息を止めて見入ってしまう。
朝露に濡れながら、しっかりと野に狸は意思を持って立っている。
多分何時間でも見ていられる。優しくて凛々しい世界。
これを創りあげるとはなんつー凄い人なんだ。

先生に会う。そして、先生の作品に会う。
本日の目的達成!
その作品を沢山見られて大満足。
ウキウキと帰宅。
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ガラスが好きで、習いに行って、先生と出会ったのではなく、
まず先生の作品に出会って、その作品に撃ち抜かれ、作者を知り、習いに行った。
の順なのでw
まず先生の世界である作品のファンになり、その人柄に接して先生のファンになり、
そして、習いだしてガラスの奥深さに夢中になり、教室の日はどの用事より最優先の大事な時間となったので、考えてみれば凄い影響受けてますね〜w

クローズしちゃったけどね〜(TーT)
またいつか教室も再開して欲しいな。

余談:
ウキウキと帰る道すがら、ものすごく美味しそうなパン屋さん発見。
予想通り、すごく美味しいパンたちだった。
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しかしながら、お会計の値段聞いて引いた自分。
お買い物は計画的に!

仕度中でしたが「海苔弁」と書かれたお店も気になりました。
海苔弁の専門店なんだろうか。

九段下の飲食店。なかなか深い!
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