新版画

お友達と、千葉市美術館で行われている「新版画 進化系UKIYO-Eの美」展に行ってきました。
最初に「新版画」と言うジャンルを教えてくれたのは、今回小旅行並みの距離を移動してきたこのお友達でした。

展示は新版画の歴史と説明をしながらの、伊藤深水、川瀬巴水、吉田博、小早川清の代表作の展示。まさにきら星のごとく並んでいました。
千葉市美術館の「浮世絵」のコレクションには馴染みがあるのですが、「新版画」のコレクションをこれほど多く所蔵していたとは全く知らなかったです。灯台下暗し！
数が多く、質も高く、ものすごく充実の内容でした。

版画は、まずは原画を描く人、それを木に彫る人、センス良く摺る人（中には一人で全部行う人もいるでしょうけれど）のチーム力だと感じました。
いえ。それだけではありません。大きな力となるのは「版元」の総合プロデュース力。
誰に依頼するか。モチーフ。何をどう摺るか。どうすれば売れるか。
版元によっても細かい表現が得意な版元、ダイナミックで粋な感じが得意な版元と、出来に個性が出るんです。

同じ版木を色を変えて摺ることによって六つの時間帯に摺った作品はもう唸るしかない。
朝の海、午前の海、午後の海、夕方の海、夜の海。
色と摺り方で、こんなに時間や光や水面の輝きまで表現出来るものなのか。
光、影、奥行き、バレンを斜めにして摺ると生まれる風合い、色を使わずバレン使いの白筋で表す線etc.
この世界深い。ものすごく深い。

いち早くこの世界の奥深さと魅力に気がついたのは外国人だったらしい。
たくさんの作品が海を渡って行ったのでしょう。

時代は比較的新しいので、日本における評価はそう高くなかったのかもしれません。
時間は経ってしまいましたが再評価されるべきものだなぁと感じました。

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余談：
企画展は８階と７階の企画展の展示場。
途中階には以前区役所が入っていたのですが、今はギャラリーや図書館となっていました。

8階を観た後、７階に行く前に、
11階レストランに行き、お子様ランチならぬ「大人様ランチ」で腹ごしらえ。
プリンアラモードのデザート付き♪

そして１階には川崎銀行千葉支店の古い建物が外壁とともにそのまま内包されておりまして、
貸しホールとして使いながら保存されているのです。

これがとても素敵。
床のタイルなんぞ細かくて、そのデザインが本当に可愛い。

こういう保存の仕方はとても良いなと思います。

美術館の近くには拝観するところが二階建てになっている珍しい形の千葉神社があります。

朱塗りの綺麗な神社です。

これはイイ。これがイイ。

高いものでも良くないものもあれば、
安くても良いものもある。
その逆も然り。

これ、安い割に使える！
って思ったのは100円ショップで見つけたこれ。

髪が伸びるのが早くて（＝白髪が目立つ）４週間に１回の美容院でのカラーリタッチは欠かせないのだけど、
もう２週目あたりで根元の白髪が目立ち始める。
次に美容院へ行くまでの間の繋ぎに、その辺りで一度、トリートメントタイプのカラー剤で根元の白髪を染めるとともに全体を均一にするのだけど、
お風呂に入り、その際シャンプーの後に髪を軽くタオルで拭いてからの〜になるのでお風呂場作業となるわけで。
普通のケープだと身体に張り付くし、ケープ自体が濡れるしで使い勝手が悪いな〜と思っていたのです。

そこで見つけたのがこれ「毛染めケープキャップ（商品名）」。
1m四方の正方形のケープの真ん中に円く穴が開いていてそこはゴム口になっていて、
スポッと被って、カラーリング剤を塗った後、上に持ち上げるとそのままキャップになるのです。（軽く持ち上げるのがポイント。そうしないと抜けてしまう）

放置時間はお風呂に浸かって待てるし、何より首回りがゆるいゴム口なので当たりが柔らかく、首回りが楽。
それに特に長い髪の人は染めている時にケープが汚れてしまいがちだと思うのですが、これは使い捨てなので、そのあたりのモヤモヤも解消。

これ、きっと「こんなのあると良いな」と思った人の発明なんだと思いますw

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もう一つの「これイイ」は、
アンテナショップで見つけた「貝の鍋だし」。
これは以前にも書いた気がする。
今もリピート買いしているお気に入りの商品。

なんと言っても美味しい。
旨味が違う！
その名のとおり鍋の出汁に使うだけでなく、そのままお湯で割っただけでもとても美味しいお吸い物になるし、隠し味に使っても良いしとにかく便利。
濃縮タイプなのでとても小さいパックなのも場所が取られずありがたい。

今朝はこれを出し汁にして、蟹と卵のオートミールリゾットの朝食にしました。

なんで最近朝食の話ばかりと思うでしょうが、特に意味はなく、
今日はたまたま朝 書いているからなんですw

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さて、今日は３連休の中日。
県内にある美術館に行って参ります。
すごく良い企画が多い美術館なのです。

立案者のアンテナが高いんだなぁきっと。