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2CELLOS [聴]

2CELLOS(ルカ・スーリッチさん、ステファン・ハウザーさん)のファイナルツアー日本公演。
このツアーを最後に解散するそうで、「え〜!やだ〜!」と、なりながら
チケットを手配したのは随分と前。

彼らの生演奏を初めて聴いたのが、ちょうど10年前の来日公演。
やんちゃな感じのステファンさんと、職人気質って感じのルカさんは、真反対の演奏スタイル。
なのに、二人で合わせると、別次元の音楽となる。
化学変化みたい!

チェロのコンサートという堅苦しい壁(イメージ)が吹き飛んで、
「音楽ってなんて楽しんだ」と感じました。

今回も、そんな感じ。
初めは物静かな曲だったのですが、次第に激しい曲となり、ドラムも加わり、
後半は皆スタンディングでノリノリの手拍子。

火はボン、ボン上がるは
ライティングがやたらカッコ良いやら、
何より二人のチェロとドラムの「圧」に圧倒されました。

エキサイティング!

「え?」と、びっくりしたのは皆、スマホで撮影している。
人の迷惑にならなければ写真も動画もOKだったのか?

コンサートというよりこれはそう祭だ!

並んで演奏する姿はもう見られないのかと思うと、
肉眼で二人の姿を見て、脳に焼き付けたいけどね私。

10年前はちょっと尖った感のある若くて美形なお兄ちゃん二人でしたが、現在の姿はその角は丸くなりしっかりと大人。
...になったかと思えば、ステファンさんはやんちゃなままwww客席降りのパフォーマンスまでありました。
ルカさんもイメージ全然変わらない。
Tシャツ、ポロシャツにジーンズという姿もめちゃくちゃ二人らしかった。

でも演奏はパワーアップしてました。

チェロも電子楽器のチェロを使用。
楽器はどこかで見たことがある。ヤマハのサイレントシリーズのものに見えたけど違うかな?
「前回コンサートを聴いた時もそうだったっけ?いや。違う気がする。」と、思ったが音色も木製のものと遜色がない気がしたし、細かい表現も自在と感じた。
逆にエレキギターならぬエレキチェロって感じで、またこれも従来の楽器の殻を破り、可能性を感じた。
まー。それは二人にきちっとしたクラッシックの下地と類い稀な技術があるからかもしれないけれど。

小難しいことはいいんだと思った。
音楽はもっと自由でいいんだと。

クラッシックとポップ&ロック
垣根なんて作る方が無粋かもしれない。
IMG_0869.jpg
余談:
実は、自分の部屋の壁に2CELLOSのサイン入りポスターが貼ってあるのですwww
10年前のコンサート会場の物販コーナーでCDか何かを買って、その際「先着何名にプレゼント」とかで貰ったんだと思う。
こういうものはしまうと何処に行ったかわからなくなるからね。見えるところに置くのが一番。
しかし、もう10年も経ったのかと思うとびっくりです。
時が経つのは早い(怖い怖い)。

今回。アリーナ席だったんだけど。
公式ツイにアップされていた集合写真の中に自分の姿...
は、当然見つけられませんでしたw

でも、この時間、ここにいた。その記憶はとても特別だと感じてる。

MEMO:
東京公演:2022年11月22日(火)19:00開演(日本武道館)
出演:2CELLOS、ドラム:Dusan
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