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近所で花見散歩 [観]

数ヶ月前、二十数年ぶりに小学校の同級生とばったり会いまして、
今日は一緒に近所をお花見散歩して、駅前でお茶をして来ました。
なんと5時間超コース!
それだけ積もる話があったという事です。
特に親介護関係。

クラスで一番の美人さんだった彼女、その容貌は衰え知らず。
羨ましい。

***
幹回りも太く本当に立派な桜がご近所には結構あるのです。
そして建て替えのため、もう来年は観られない敷地内の桜は、まるでそれを知っているかのような見事な咲きっぷりでした。

途中、建物の角に綺麗に二色に咲き分けた花を見つけ、その延長線上のお宅前の見事な花桃の目が留まりました。
近くは毎日通っているのに全然気がつきませんでした。
花桃の周りには綺麗にとりどりの花が植えられ、見事に咲き誇り、そのお庭の世話をしている人に「綺麗ですね」と、声をかけると
色々話をしてくれました。
そして角に見つけた花は木瓜の花だと教えてくれて、そこには手入れされてた一人暮らしのおばあちゃんがいたのだけれど、今は施設に入ってしまって、それでも季節になると色々咲くので、草が伸びているようだと、その方のご主人様が刈り込んだりしてお手入れされているとか。

あれ?もしや。あそこってもしや...色々な記憶が頭の中で繋がる。
「もしかして、Sさん家ですか?私たち息子さんと同学年です。」と言うと。
「そうです。Sさんです!息子さんが心配してたまに見に来ていたんですけれど、今は施設に入れたみたいで」とのこと。

うーわー。ものすご〜く前。母がS君のお母さんが育てていたツートンに咲く2色のゼラニウムを褒めたら「挿し木してみて」と枝を分けてくれたことがあり、実はそのゼラニウム、まだ家にあります!
すごく珍しいゼラニウムで、大好きなので、花が咲いては写真を撮ってます。
パソコンの壁紙にもしています。

うちの母が亡くなってすでに10年。
S君のお母さんは施設へ行きもうその家にはいない。
でも、その庭の花は残り、今でも美しい花を咲かせる。
挿し木で育ったうちのゼラニウムももう長いことうちのベランダで花を咲かせる。
すごく不思議な気持ちになりました。

「また、観に寄ってみてくださいね」と言われて、花桃の主とは別れました。

今まですごく適当な世話しかしてなかったけれど、
S君のお母さんから分けてもらったゼラニウム。
絶対枯らしてはいけないと決意しました。

***
引越しはまだ先になるけれど、
ベランダの植木は処分しないといけないと思っていました。
家を往復するごとに持っていけば、植木も引越し可能かなぁ〜

とりあえず、ひと鉢ずつ頑張ってみるか。
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